仕事量や後輩の悩み

看護師の悩みとして、どんなものがあるでしょうか。

今はベテランとして働く看護師にも、一年目や二年目には不安や悩みはあったでしょう。
それを乗り越えてキャリアを重ねてきた先輩方の経験を知ることで、不安を解消できるかもしれません。

まず上げられるのは、仕事量の増加です。
前年に経験したものよりも次年からはさらに増え、プレッシャーを感じることが多いようです。
例えば一年目は右も左も分からず仕事をこなしてきましたが、二年目からはある程度全体を見通すことができます。
そのため、前年のおさらいをしながら新しい知識を増やすということに負担を感じる人が多いのも事実です。
しかし、ここで転職してもまた同じことの繰り返しで、次年度には新しい知識に右往左往する結果となります。
まずは経験不足と受け止め、リラックスして仕事を見つめ直してみると良いでしょう。

後輩看護師の存在も、悩みの一つでしょう。
二年目になると後輩看護師が入職してくるので、先輩としてプレッシャーを感じる人も多いです。
自分が新人の時にできなかったことが後輩は簡単にできたり、または現在の自分よりも器用に立ち回る姿を見て自己嫌悪することもあるかもしれません。
しかし、自分が身に付けたスキルというのは、自分自身で実感しにくいものです。
いざという時に力を発揮するのは、先輩看護師である貴方になるでしょう。
自分が対峙すべきは一年目の自分なので、後輩看護師を気にするのではなく、自分自身をライバルとすることが大切になります。

このように、数々の悩みを乗り越えた人だけが、ベテラン看護師として活躍し続けられるのです。